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J-GLOBAL ID：201202241249081447   整理番号：12A0365019

ミレット穀粒の酸化防止活性に対する加工の影響

Effect of processing on the antioxidant activity of millet grains

著者 (3件)： CHANDRASEKARA Anoma (Dep. of Biochemistry, Memorial Univ. of Newfoundland, St. John’s, NL, Canada A1B 3X9) ,  NACZK Marian (Dep. of Human Nutrition, St. Francis Xavier Univ., Antigonish, NS, Canada B2G 2W5) ,  SHAHIDI Fereidoon (Dep. of Biochemistry, Memorial Univ. of Newfoundland, St. John’s, NL, Canada A1B 3X9)
資料名： Food Chemistry  (Food Chemistry)
巻： 133  号： 1  ページ： 1-9  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： H0766A  ISSN： 0308-8146  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ミレットは脱殻し,水熱処理後に摂取され,殻は重要な酸化防止剤源として使用され得る。数種のミレット穀粒から得たフェノール性抽出物,およびその相当する脱殻および調理穀粒と殻の酸化防止活性について,その全フェノール類濃度(TPC),ラジカル除去能およびβ-カロチン/リノレン酸塩乳濁液における酸化防止活性を調べた。フェノール類をHPLCおよびHPLC/MSにより同定・定量した。TPCは2から112μモルフェルラ酸当量/g脱脂粉の範囲であった。全種が有効なDPPH,ヒドロキシル,ペルオキシルおよびスーパーオキシドラジカル阻害活性を示した。脱殻と調理は品種に依存して穀粒のラジカル除去および酸化防止能に影響した。一般にフェノール性抽出物の酸化防止活性は2種フィンガーミレットを除いて殻>全粒>脱殻穀粒>調理脱殻穀粒の順であった。ヒドロキシ安息香酸,ヒドロキシ桂皮酸およびフラボノイドを観察された効果への寄与因子として同定した。穀粒の脱殻および水熱処理はミレット穀粒のフェノール類濃度と酸化防止活性に影響する,と考察した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *穀類 ,  キビ ,  アワ ,  シコクビエ ,  トウジンキビ ,  キビ属 ,  イネ科 ,  シェル ,  熱処理 ,  穀類加工 ,  調理 ,  穀粒 ,  活性 ,  *酸化防止剤 ,  フェノール類 ,  スカベンジャー ,  LC-MS分析 ,  カロチノイド
準シソーラス用語： *雑穀 ,  ヒエ属 ,  水熱処理 ,  酸化防止活性 ,  ラジカルスカベンジャー

分類 (1件)： 穀類とその製品一般  (FJ04010T)

物質索引 (1件)： β-カロチン

タイトルに関連する用語 (3件)： ミレット ,  穀粒 ,  酸化防止活性