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J-GLOBAL ID：201202241250634107   整理番号：12A0371984

宇宙線赤外バックグラウンドエネルギースペクトルを用いた宇宙線バックグラウンドニュートリノの放射崩壊の探査

Search for Radiative Decays of Cosmic Background Neutrino using Cosmic Infrared Background Energy Spectrum

著者 (4件)： KIM Shin-Hong (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  TAKEMASA Ken-ichi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  TAKEUCHI Yuji (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  MATSUURA Shuji (JAXA, Sagamihara, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 81  号： 2  ページ： 024101.1-024101.8  発行年： 2012年02月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,ニュートリノの放射崩壊に対する探査法を提示した。この方法では,宇宙線赤外バックグラウンドの光子エネルギースペクトルを,ニュートリノの放射崩壊からの光子エネルギースペクトルおよび連続スペクトルの和に対して当てはめた。AKARIおよびSpitzerで観測した宇宙線赤外バックグラウンドエネルギースペクトルを,ニュートリノ放射崩壊から最尤法を用いて予測した光子エネルギースペクトルと比較して,著者らは,ニュートリノ振動測定による制約のもとで,第三世代ニュートリノν₃に対して,質量範囲50~150meV/c²において,95%の信頼度レベルで,寿命下限3.1×10¹²~3.8×10¹²年を得た。左右対称モデルにおいて,ν₃の最短寿命を,m₃=50meV/c²に対して,1.5×10¹⁷年と予測した。著者らは,宇宙線赤外バックグラウンドの連続エネルギースペクトルの測定により,寿命1.5×10¹⁷年のニュートリノ放射崩壊の観測の実行可能性を調べた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ニュートリノ ,  *放射崩壊 ,  エネルギー分布 ,  バックグラウンド ,  赤外スペクトル ,  最尤法 ,  赤外線天文学 ,  赤外線望遠鏡 ,  天文衛星 ,  ニュートリノ振動 ,  寿命 ,  観測装置 ,  実験装置 ,  左右対称模型 ,  SU群 ,  理論
準シソーラス用語： AKARI ,  SU(2)理論 ,  Super-Kamiokande ,  あかり ,  宇宙線エネルギースペクトル ,  *宇宙線ニュートリノ

分類 (1件)： ミュー粒子とニュートリノ  (DB02080E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 宇宙線 ,  赤外 ,  バックグラウンド ,  エネルギースペクトル ,  ニュートリノ ,  放射崩壊 ,  探査