ERのフォールディングセンサ酵素,UDP-グルコース:糖蛋白質グルコシルトランスフェラーゼの合成プローブで解明された生物物理学的性質

SAKONO Masafumi; SEKO Akira; TAKEDA Yoichi; HACHISU Masakazu; ITO Yukishige; ITO Yukishige

文献

J-GLOBAL ID：201202241411584946 整理番号：12A1445045

ERのフォールディングセンサ酵素,UDP-グルコース:糖蛋白質グルコシルトランスフェラーゼの合成プローブで解明された生物物理学的性質

Biophysical properties of UDP-glucose:glycoprotein glucosyltransferase, a folding sensor enzyme in the ER, delineated by synthetic probes

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資料名：
巻： 426 号： 4 ページ： 504-510 発行年： 2012年10月05日
JST資料番号： B0118A ISSN： 0006-291X 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

UDP-グルコース:糖蛋白質グルコシルトランスフェラーゼはフォールディング状態を識別する能力によって小胞体の糖蛋白質品質管理に重要な役割を果たす。一連の報告は部分的に折畳まれていない蛋白質を認識するUGGTの能力を明らかにしたけれども,その機構的根拠は不明である。この研究では,UGGTの基質認識機構をUGGTの合成基質を用いて調べた。UGGTは高度の表面疎水性を持つが,明らかに典型的な分子シャペロンの性質は欠けている。さらに,基質の添加はUGGTの二次構造変化を用量依存的に引き起こし,その結果,UGGTとアクセプタ基質間の1:1複合体形成に基づく理論式から,UGGT-基質相互作用のK_d値が推定された。さらに,UGGTのグリコシルトランスフェラーゼ活性の動力学的解析はMichaelis定数K_mを正確に明らかにした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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分子構造 , 酵素一般 , 細胞生理一般

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