文献

J-GLOBAL ID：201202243392094412   整理番号：12A1610267

構造用金属材料の新たな挑戦 ヘテロ構造制御に基づく新指導原理構築 超微細粒強化と時効析出強化を並立させる新規アルミニウム合金展伸材の開発とその合金設計指導原理の確立

著者 (6件)： 廣澤渉一 (横浜国大 大学院工学研究院) ,  濱岡巧 (横浜国大) ,  堀田善治 (九大 大学院工学研究院) ,  李昇原 (九大) ,  松田健二 (富山大 大学院理工学研究部) ,  寺田大将 (京大 大学院工学研究科)
資料名： ふぇらむ  (日本鉄鋼協会会報)
巻： 17  号： 11  ページ： 769-774  発行年： 2012年11月01日 
JST資料番号： L2666A  ISSN： 1341-688X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルミニウム合金展伸材の強度の飛躍的向上には,サブμオーダーの超微細結晶粒内にナノスケールの析出物を高密度に分散させた超微細粒合金設計が求められる。本稿では,アルミニウム合金に対して巨大歪加工と時効処理を組み合わせた研究成果を紹介し,超微細粒合金のさらなる高強度化を図るための方策について議論した。強化機構の並立が可能な場合と強化機構の並立が困難な場合,それぞれのケースについて,様々な巨大歪加工法によるアルミニウム合金伸展材への転位導入,微細粒化その後の時効硬化挙動や析出組織の変化について,合金系や合金組成,時効処理条件,析出機構などの観点から論議した。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  *合金 ,  *合金設計 ,  *金属材料 ,  転位【結晶】 ,  析出 ,  大変形 ,  *時効硬化 ,  時効処理 ,  *結晶粒微細化 ,  強度
準シソーラス用語： *超微細粒合金 ,  *展伸材

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  組織的硬化現象  (WB01020C)

タイトルに関連する用語 (11件)： 金属材料 ,  ヘテロ構造 ,  構築 ,  微細粒 ,  強化 ,  時効 ,  析出強化 ,  アルミニウム合金 ,  展伸材 ,  開発 ,  合金設計