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J-GLOBAL ID：201202243658428680   整理番号：12A1194694

定量NMR技術による化学計量トレーサビリティの革新

著者 (2件)： 井原俊英 (産業技術総合研 計測標準研究部門) ,  齋藤剛 (産業技術総合研 計測標準研究部門)
資料名： 計測標準と計量管理  (Measurement Standards and Metrology Management)
巻： 62  号： 2  ページ： 44-49  発行年： 2012年08月20日 
JST資料番号： F0771A  ISSN： 1880-1420  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 化学計測において用いられる計量器・計測器(分析装置)には,標準器に相当するものがほとんど無く,分析計測開始の都度,標準物質を用いて分析装置の出力信号の目盛付けを行うのが普通である。また,化学計測における計量トレーサビリティは諸外国においてもほぼ同様の体系であり,化学物質の種類毎に国家標準を設定するのが常識となっている。標準物質の校正技術,定量NMR(核磁気共鳴)技術,トレーサビリティ体系の革新,定量NMR技術が社会にもたらしたもの,今後の展望などにつき述べた。

シソーラス用語： トレーサビリティ ,  *化学分析 ,  *分析機器 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  *キャリブレーション ,  標準物質 ,  ケモメトリックス ,  計量制度 ,  *定量分析
準シソーラス用語： NMRスペクトロスコピー ,  計量化学

分類 (3件)： 単位,標準,標準器,定数  (AD03000E) ,  分析機器  (CC02020S) ,  化学分析一般  (CC07010Q)

引用文献 (10件)：

• 1)日置昭治:“JCSS:無機化学とpHの分野における達成点と今後”,計測標準と計量管理,60(3),32-38(2010).
• 2)井原俊英:“JCSS:有機化学分野における達成点と今後”,計測標準と計量管理,60(4),68-74(2011).
• 3)加藤健次:“JCSS:標準ガス分野における達成点と今後”,計測標準と計量管理,60(4),75-81(2011).
• 4)T. Saito, S. Nakaie, M. Kinoshita, T. Ihara, S. Kinugasa, A. Nomura and T. Maeda : Practical guide for accurate quantitative NMR analysis, Metrologia, 41, 213-218 (2004).
• 5)齋藤剛,井原俊英,佐藤浩志,J. Harald,衣笠晋一:¹H 核磁気共鳴法による水溶液中のエタノールの定量に関する国際比較,分杤化学,52,1029-1036(2003).

タイトルに関連する用語 (4件)： 定量NMR ,  化学 ,  計量 ,  トレーサビリティ