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J-GLOBAL ID:201202244240492303   整理番号:12A1352501

乳酸菌を用いて発酵した穀類ペーストによる高脂血症ハムスターの心血管及び腸保護

Cardiovascular and intestinal protection of cereal pastes fermented with lactic acid bacteria in hyperlipidemic hamsters
著者 (5件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 428-434  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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脂質代謝,抗酸化状態及び腸ミクロフローラに及ぼす発酵穀類ペーストの潜在的効果を,高コレステロール飼料を給餌した高脂血症ハムスターにおいて試験した。乳酸菌単独または乳酸菌及びビフィズス菌と共に発酵した穀類ペーストをハムスターに投与した時,高コレステロール飼料と比較して血清及び肝臓コレステロールレベルを顕著に低減し,LDL-C/HDL-C比を低下した。また,糞便におけるコレステロール,トリグリセリド及び胆汁酸の排泄の顕著な高進を認めた。肝臓LDL受容体及びCYP7A1遺伝子発現は発酵穀類ペーストによりアップレギュレートした。発酵穀類ペーストはTBARSレベルを低下し,総抗酸化レベル及びSOD活性を高進した。さらに,発酵穀類ペースト給餌ハムスターは高レベルの乳酸菌集団を保持したが,大腸菌群及びWelch菌の菌数は糞便において顕著に低減した。これらの結果から,ハムスターモデルにおける脂質代謝,抗酸化状態及び腸ミクロフローラは主に発酵穀類ペーストにより調節されることを示した。したがって,乳酸発酵穀類ペーストは心血管及び腸疾患を予防する有効な食品であることを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  発酵食品一般 
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