抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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情報通信技術を扱う多くの企業では,新人技術者へのプログラミング教育が短期間で効率的に行われていると言われている。このようなプログラミング教育の内容や効果の解析結果は,教育機関にも適用できて有用であると考えられる。そして,プログラミングを学習する社会人を受入れている教育機関においても,本結果を適用することができると考えられる。プログラミングのような知識の運用を必要とする能動的な学習においては,学習者のモチベーションが重要であることから,本稿ではモチベーションに着目する。そして,情報通信産業における新入社員のプログラミング教育のモチベーションを,ARCS動機付けモデルを背景理論としたARCSアンケートを用いて専攻分野の観点から解析する。そして非理工系の教育機関におけるプログラミング教育を,効果的に実践するための対応も考察する。(著者抄録)