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J-GLOBAL ID:201202247760047905   整理番号:12A0599612

高感度蛍光X線分析装置を用いる唐辛子中微量元素の定量および産地判別手法の開発

Determination of Trace Elements in Red Pepper by XRF Spectrometer Equipped with Polarization Optics and Its Development to Identification of Their Production Area
著者 (5件):
資料名:
巻: 43  ページ: 369-380  発行年: 2012年03月31日 
JST資料番号: Z0547B  ISSN: 0911-7806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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唐辛子中の微量元素組成により産地を判別する手法の開発を目的とした。まず三次元偏光光学系蛍光X線分析装置を用いて,韓国産と中国産の唐辛子中の微量元素の定量を行った。最適な測定条件を検討し測定した結果,11元素(Cl,K,Ca,Mn,Fe,Cu,Zn,Br,Rb,Sr,Cd)において直線性の高い検量線が作成でき,各元素の最小検出下限はサブppmレベルとなった。定量できた唐辛子試料中微量元素のうち,6元素(CI,Ca,Fe,Zn,Rb,Sr)を用いて主成分分析を行ったところ,中国産と韓国産とを特性化することができ,これらの元素が唐辛子の産地判別の指標となることが示された。また線形判別分析により6元素の定量値を用いる判別式を構築することができ,韓国産(n=11)と中国産(n=12)の唐辛子を100%判別することができた。本研究では,3種のターゲット材(Ge,Mo,Al2O3)を用いることで,唐辛子中のppmオーダーの微量元素を1試料当たり約75分の測定で分析が可能であり,蛍光X線分析装置を用いる迅速・簡便な産地判別に有用であることが示された。(著者抄録)
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分類 (4件):
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その他の物理分析  ,  分光分析  ,  調味料,香辛料  ,  統計的品質管理 
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