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J-GLOBAL ID:201202248764938061   整理番号:12A1718673

マウスの脳髄液のシースレスCE-MSによる代謝プロファイリング

Metabolic profiling of mouse cerebrospinal fluid by sheathless CE-MS
著者 (11件):
資料名:
巻: 404  号: 10  ページ: 2895-2900  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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容量が限定される生体試料の代謝プロファイリングに適用できる高感度分析法の必要性が大きい。本研究で筆者らは,実験動物の体液中の無機代謝物の非標的プロファイリングのための,キャピラリー電気泳動とシースレスナノエレクトロスプレイインターフェースのエレクトロスプレイイオン化質量分析(MS)との組み合わせの実行可能性を実証した。代謝物の代表的な混合物と脳髄液(VSF),尿,及び血漿などのマウスの体液を低容量生体試料として用いて本法を評価した。代謝物の混合物のわずか9nLの注入容量が,0.7-12nMの間の検出限界をもたらした。本法は,マウスのCSF中の~350の分子の検出を(約45nLの注入量で)可能にする一方,マウスの血漿で~400の分子が観察され,マウスの尿で~3,500の分子が(約9nLの注入量で)観察された。低容量体液試料は,水によるわずか1:1の希釈の後に直接分析し,これによって試料の全体が十分に把握された,このことは,非標的代謝プロファイリングのために非常に重要である。マウスのCSFの代謝物組成についてはほとんど知られていないので,筆者らは,正確な質量情報,移動度,MS/MDデータ,及び真正標準品との比較を利用してマウスのCSFの画分分子を同定した。シースレスCE-MSは,容量が限定される生体試料の高感度代謝プロファイリングに利用できると結論付けされる。Copyright 2012 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  代謝一般 
引用文献 (19件):

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