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J-GLOBAL ID:201202250925850032   整理番号:12A1016807

農村の生計における樹木生産性油料種子の社会-経済学的役割:インドカルナタカ州での事例研究

The socio-economic role of tree-borne oilseeds in rural livelihood: a case study in Karnataka State, India
著者 (4件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 87-95  発行年: 2012年01月31日 
JST資料番号: L1852A  ISSN: 0917-415X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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樹木産生性油料種子(TBO)を用いた荒廃地でのバイオ燃料生産は森林や食糧供給への負の影響が少なく,また農村貧困層に対し経済的恩恵を持つと見なされている。インドはTBO生産を推進する国策に着手している。本研究の目的は,TBOをいかに生産し,農村経済でTBOがどんな社会-経済的役割を持つか,さらにそうした役割がバイオ燃料に対する需要が増加するかに影響されるか否かを決定することにあった。カルナタカ州の農業従事者,仲介者,及び製油工場でTBO,ニーム(Azadirachta indica)とクロヨナ属(Pongamia pinnata)の生産と売り上げについて聞き取り調査を行った。TBO生産に関して,樹木は多目的であり,種子からの油抽出は複数の用途の1つであることがわかった。樹木は田畑の境界に沿って植えられ,そのためおそらく穀類との競合を避け,種子の収集を容易にし,かつ耕作を妨げることが避けられていた。種子は非収穫期に地面から主に女性によって収穫され,わずかな副収入で家族を養っていた。樹木を持たない人々が他人が所有する樹木から課金なしに種子を集めることを認めTBOはささいな自給自足を提供する:そのため種子は共通の資源と考えることができる。現在,研究サイトではTBO生産は小さな経済効果,低い食物との競合,さらに炭素距離へのある種の寄与を持つと思われる。ひとたびTBOが大きな価値を得ると,この資源の特質は変化し,特別な個人財産になる。過去には調査した一家庭でのみTBOを植えていたのでTBOの木の再生産を促進するための介入が推奨される。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業経済,農業経営  ,  油料作物 

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