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J-GLOBAL ID：201202251190014231   整理番号：12A0672728

卓上投影した文字通訳による聴覚障害者の講義受講支援の基礎的検討

A Basic Study on Real-time Captioning Projected on a Desk for Hearing Impaired Students

著者 (11件)： 若月大輔 (筑波技大 産業技術) ,  内藤一郎 (筑波技大 産業技術) ,  三宅太一 (筑波技大 大学院技術科学研究科) ,  河野純大 (筑波技大 産業技術) ,  加藤伸子 (筑波技大 産業技術) ,  塩野目剛亮 (東北大 大学院教育情報学研究部) ,  西岡知之 (筑波技大 産業技術) ,  皆川洋喜 (筑波技大 産業技術) ,  村上裕史 (筑波技大 産業技術) ,  三好茂樹 (筑波技大 障害者高等教育研究支援セ) ,  元西洋平 (東芝 デジタルプロダクツ&サービス社)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 472(WIT2011 70-93)  ページ： 39-44  発行年： 2012年03月02日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 聴覚障害学生にとって大学講義でノートや資料に視線を向けている場面では,手話や文字通訳を見ることができなくなるため十分な情報保障が得られなくなる。本研究では,手のひらサイズの小型プロジェクタを用いて映像を卓上投影することによって,手元に視線を向けているときでも情報保障を受けることができるシステムの検討を行なっている。本報告では,手話を使えない教員が担当する講義の文字通訳を卓上投影することによって情報保障を実施した結果について述べる。文字通訳と教員の手話映像を投影した場合を比較した結果,教員の手話よりも文字通訳のほうが評価が高く,卓上投影された文字通訳は講義の受講支援に有効であることが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *身体障害者 ,  *計算機利用システム ,  情報利用 ,  投影機 ,  手話 ,  文字 ,  発話 ,  大学 ,  アンケート ,  *心身障害者 ,  *聴覚障害者 ,  情報保障
準シソーラス用語： アンケート調査 ,  プロジェクター ,  *講義支援システム

分類 (1件)： CAI  (JE09000G)

引用文献 (13件)：

• 若月. マイクロプロジェクタを用いた聴覚障害者のための学習支援システムに関する基礎的検討. 信学技報. WIT, 福祉情報工学. 2011, 111, 58, 19-24
• 日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワークPEPNet-Japan. http://www.pepnet-j.com/
• 加藤. 遠隔情報保障における手話通訳者へのキーワード提示の基礎的検討. ヒューマンインタフェース学会研究報告集. 2006, 8, 5, 35-40
• 河野. 遠隔手話通訳による学会の情報保障におけるキーワード提示の効果に関する基礎的検討. 信学技報. WIT, 福祉情報工学. 2006, 106, 57, 41-46
• 三好茂樹. 遠隔講義保障におけるリアルタイム字幕作成者を支援するための映像情報提示手法に関する基礎的研究. 信学論. D, 情報・システム. 2008, J91-D, 9, 2236-2246

タイトルに関連する用語 (7件)： 投影 ,  文字 ,  通訳 ,  聴覚障害者 ,  講義 ,  支援 ,  基礎的検討