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J-GLOBAL ID：201202251284809556   整理番号：12A0899659

淡水魚の鱗粉由来コラーゲンの熱安定性に及ぼすサブユニット組成の影響

The effect of the subunit composition on the thermostability of collagens from the scales of freshwater fish

著者 (6件)： DUAN Rui (School of Marine Sci. and Technol., Huaihai Inst. of Technol., Lianyungang 222005, CHN) ,  ZHANG Junjie (School of Marine Sci. and Technol., Huaihai Inst. of Technol., Lianyungang 222005, CHN) ,  LI Jing (School of Marine Sci. and Technol., Huaihai Inst. of Technol., Lianyungang 222005, CHN) ,  ZHONG Xiaohong (School of Marine Sci. and Technol., Huaihai Inst. of Technol., Lianyungang 222005, CHN) ,  KONNO Kunihiko (Fac. of fisheries science, Hokkaido Univ., Hakodate, Hokkaido 041-8611, JPN) ,  WEN Haibo (School of Marine Sci. and Technol., Huaihai Inst. of Technol., Lianyungang 222005, CHN)
資料名： Food Chemistry  (Food Chemistry)
巻： 135  号： 1  ページ： 127-132  発行年： 2012年11月01日 
JST資料番号： H0766A  ISSN： 0308-8146  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コラーゲンを冬季及び夏季に捕獲したコイ及びハクレンの鱗粉から単離した。円偏光二色性により測定した変性温度により,夏季捕獲コイのコラーゲンの熱安定性は冬季コイのそれよりも高いことを示した。鱗粉コラーゲンのサブユニットをカラムクロマトグラフィーにより研究し,冬季コイコラーゲンは夏季コイのそれよりも低いα1鎖量を保有したが,α2及びα3鎖に関して高比率を保有した。季節が夏季から冬季に変化した時,鱗粉コラーゲンのサブユニット組成はそれに応じて変化した。すなわち,α鎖の含量は減少したが,α2及びα3鎖の含量は増加した。それゆえに,この魚類の鱗粉コラーゲンの熱安定性の季節的変動はコラーゲンのサブユニット変化の結果であると考えられた。この変化はおそらく組織形成及び構造にかなり影響し,それにより劇的な生理学的帰結をもたらすらしい。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *皮膚 ,  コイ ,  *コイ科 ,  淡水魚 ,  *コラーゲン ,  熱安定性 ,  サブユニット ,  季節的変動 ,  食品成分 ,  熱変性 ,  食品テクスチャー ,  円偏光二色スペクトル ,  FTIR分光法 ,  ハクレン ,  *鱗粉 ,  *硬タンパク質 ,  *動物タンパク質 ,  食品特性

分類 (2件)： 食品蛋白質  (FJ09020N) ,  動物性水産食品  (FJ13020C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 淡水魚 ,  鱗粉 ,  コラーゲン ,  熱安定性 ,  サブユニット組成