抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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赤外領域の分光可視化は身近になっている。赤外領域は基準振動が観察される中赤外領域とその倍音・結合音が観察される近赤外領域に分けられる。倍音・結合音は分子振動の非調和性に基づくため,質量数の大きなX-H結合を持つ官能基のバンドが選択的に観察される。このような性質を利用し,目的化学物質を選択的に可視化可能である。事例として,燃料電池電解質膜中の水分可視化,メタン-酸素拡散火炎の一酸化炭素の可視化および直径9.9mmのノズルから吹き出す水蒸気の可視化を挙げた。