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J-GLOBAL ID：201202252441204104   整理番号：12A1572014

ブドウ種子及び茶抽出物並びにカテキン3-ガラート類はα-アミラーゼ及びα-グルコシダーゼ活性の有力な阻害剤である

Grape Seed and Tea Extracts and Catechin 3-Gallates Are Potent Inhibitors of α-Amylase and α-Glucosidase Activity

著者 (5件)： YILMAZER-MUSA Meltem (Oregon State Univ., Oregon, USA) ,  GRIFFITH Anneke M. (Oregon State Univ., Oregon, USA) ,  MICHELS Alexander J. (Oregon State Univ., Oregon, USA) ,  SCHNEIDER Erik (USANA Health Sci., Inc., Utah, USA) ,  FREI Balz (Oregon State Univ., Oregon, USA)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 60  号： 36  ページ： 8924-8929  発行年： 2012年09月12日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人唾液α-アミラーゼ及びS.cerevisiaeからのα-グルコシダーゼに対するブドウ種子,緑茶,白茶及びTeavigo(テアビゴ)抽出物の阻害活性を比較した。活性はIC₅₀及びIC₉₀で測定し,血糖降下薬のアカルボースと比較した。ブドウ種子抽出物はアカルボースと同等以上にα-アミラーゼ及びα-グルコシダーゼ活性を強く阻害した(IC₅₀=8.7及び1.2μg/mL)。カテキン類及びカテキン3-ガラート類の多い茶抽出物はα-アミラーゼ阻害活性は弱く,α-グルコシダーゼを阻害した(IC₅₀=0.3~2.5μg/mL)。α-グルコシダーゼ阻害活性は主にEGCGのような3位に没食子酸が結合したカテキン類で強かった。ブドウ種子抽出物はEGCG等が少ないので,α-グルコシダーゼ阻害には他の成分のプロシアニジン類の寄与を考慮する必要があった。

シソーラス用語： *α-アミラーゼ ,  *α-グルコシダーゼ ,  *酵素阻害 ,  茶 ,  チャ ,  ブドウ ,  種子 ,  組織抽出液 ,  糖尿病 ,  フラボノイド ,  *多価フェノール ,  食品成分 ,  芳香族カルボン酸 ,  芳香族縮合化合物 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリオール ,  酸素複素環化合物 ,  ビフラボノイド
準シソーラス用語： プロシアニジン

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (9件)： EGCG ,  エピカテキン ,  エピカテキンガラート ,  エピガロカテキン ,  カテキン【フラバン】 ,  ガロカテキンガラート ,  プロシアニジンB₁ ,  プロシアニジンB₂ ,  プロシアニジンC₁

タイトルに関連する用語 (7件)： ブドウ種子 ,  茶抽出物 ,  カテキン3-ガラート ,  α-アミラーゼ ,  α-グルコシダーゼ ,  活性 ,  阻害剤