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J-GLOBAL ID：201202254007282949   整理番号：12A1093965

O-フェニレンオリゴマの螺旋折畳み構造に及ぼす末端基と溶媒の顕著な影響

Remarkable Effects of Terminal Groups and Solvents on Helical Folding of o-Phenylene Oligomers

著者 (9件)： ANDO Shinji (RIKEN, Saitama, JPN) ,  OHTA Eisuke (RIKEN, Saitama, JPN) ,  KOSAKA Atsuko (RIKEN, Saitama, JPN) ,  HASHIZUME Daisuke (RIKEN, Saitama, JPN) ,  KOSHINO Hiroyuki (RIKEN, Saitama, JPN) ,  FUKUSHIMA Takanori (RIKEN, Saitama, JPN) ,  FUKUSHIMA Takanori (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  AIDA Takuzo (RIKEN, Saitama, JPN) ,  AIDA Takuzo (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 27  ページ： 11084-11087  発行年： 2012年07月11日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,プローブとして光学活性を利用し,溶媒中の螺旋折畳み構造配座異性体の安定性を調べた。ジメトキシフェニレン単位から作製したo-フェニレンオリゴマ(OP_nR)は,π電子斥力に因り動的と考えられるが,それらがCH₃,CH₂OH,Br,CO₂Bn(Bn=ベンジル),NO₂のような末端基を持つ時,アセトニトリル中で規則性螺旋幾何学へと折畳まれることを示した。キラルHPLCにより,長鎖オリゴマ(例えば16や24量体)の光学分解能により螺旋反転動力学を評価した。298K下,OP₂₄Brはメタノール/水(7/3v/v)中で,5.5hrの光学活性半減期を示し,完全なラセミ化に34hrを要した。不完全に折畳んだものと異なり,OP_nRの完全な折畳み螺旋配座異性体は,拡張π共役を欠き,可逆的多段階酸化波を特徴とするサイクリックボルタモグラムを示した。

シソーラス用語： *折畳み構造 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  *ポリフェニレン ,  *オリゴマ ,  *末端基 ,  アルキル基 ,  ニトロ基 ,  *ヘリックス構造 ,  分解能 ,  反転 ,  *溶媒 ,  水 ,  光学活性 ,  半減期 ,  ラセミ化 ,  立体異性体 ,  共役 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  安定性 ,  脂肪族ニトリル ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： キラルHPLC ,  メチル基 ,  *螺旋構造 ,  光学分解能 ,  混合溶媒 ,  配座異性体 ,  π共役 ,  構造安定性

分類 (3件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  反応に及ぼす構造の効果  (CF02110Z) ,  反応に及ぼすその他の効果  (CF02120K)

物質索引 (2件)： アセトニトリル ,  メタノール

タイトルに関連する用語 (4件)： 螺旋 ,  折畳み構造 ,  末端基 ,  溶媒