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J-GLOBAL ID：201202254238993392   整理番号：12A0264674

大気輸送ルートは日本におけるアジアダストの組成と健康影響を決定する

Atmospheric transport route determines components of Asian dust and health effects in Japan

著者 (6件)： ONISHI Kazunari (Div. of Health Administration and Promotion, Fac. of Medicine, Tottori Univ., 86 Nishi-cho, Yonago 683-8503, JPN) ,  KUROSAKI Yasunori (Arid Land Res. Center, Tottori Univ., 1390 Hamasaka, Tottori 680-0001, JPN) ,  OTANI Shinji (Arid Land Res. Center, Tottori Univ., 1390 Hamasaka, Tottori 680-0001, JPN) ,  YOSHIDA Atsushi (Tottori Prefectural Inst. of Public Health and Environmental Sci., 526-1 Minamidani, Yurihama-cho, Tohakugun ...) ,  SUGIMOTO Nobuo (National Inst. for Environmental Studies, 16-2 Onogawa, Tsukuba, Ibaraki 305-8506, JPN) ,  KUROZAWA Youichi (Div. of Health Administration and Promotion, Fac. of Medicine, Tottori Univ., 86 Nishi-cho, Yonago 683-8503, JPN)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 49  ページ： 94-102  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アジアダスト(黄砂)イベントは,広く報じられているような住民の多様な健康問題や症状などで往々にして北東アジアで問題とされている。アジアダストは,大気輸送ルート依存的に,土壌派生金属,人類派生金属と多くの他の空気汚染物質を含む。ダスト組成と推定軌跡に基き,アンケート調査報告として,アジアダストイベントで誘起した多様な症状の可能的要因を調べた。9ダストイベントとその3タイプへの分類を光検出と測距(LIDAR)データにより実施した:タイプ1は非ミネラルダスト(球状)粒子数が多い,タイプ2は非ミネラルダスト粒子と比較してミネラルダスト粒子数が多い,タイプ3は調査期間中の他のアジアダストイベントと比較して非ミネラルダスト粒子数が極めて少ない。集合後退流跡線解析は大気輸送ルートがこれら差異に寄与することを示唆した。自覚症状スコアはタイプ1イベント曝露後に増加し,タイプ3イベント曝露後に低下した。多様なエーロゾルがアジアダストイベントと同時に検出され,ヒトへ健康影響と汚染物質レベルの変化との関連が明らかになった。アジアダストの健康影響を調査する場合にはその成分を考慮する必要がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 解析 ,  自覚症状 ,  日本 ,  健康被害 ,  住民 ,  アンケート ,  *浮遊粒子状物質 ,  *黄砂 ,  輸送 ,  大気質試験 ,  気流 ,  LIDAR
準シソーラス用語： レーザレーダ ,  後退流跡線解析 ,  大気輸送

分類 (2件)： 局地循環,気流  (DC05090N) ,  健康被害  (SB03070P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 大気輸送 ,  日本 ,  アジアダスト ,  組成 ,  健康影響