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J-GLOBAL ID:201202257648215728   整理番号:12A1404802

土壌中増殖時におけるRhodococcus jostii RHA1株の特異的遺伝子応答

Specific Gene Responses of Rhodococcus jostii RHA1 during Growth in Soil
著者 (8件):
資料名:
巻: 78  号: 19  ページ: 6954-6962  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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PCB分解菌として有望視されるR.jostii RHA1株を滅菌土壌で増殖させ,土壌からRNAを抽出し,DNAマイクロアレイにより滅菌土壌中で発現上昇する遺伝子を同定した。ビフェニルまたはピルビン酸で増殖させたときに通常発現上昇される264遺伝子から固体培地における後期増殖相で発現上昇される遺伝子を差し引き,165の土壌特異的な発現遺伝子を同定した。これらの土壌特異的遺伝子は脂肪酸,アミノ酸,炭水化物および窒素代謝に関わるものが多く,細胞プロセスやシグナル伝達の関わる遺伝子は相対的に少なかった。トランスクリプトーム解析できわめて発現上昇されていたro06365からro06368の遺伝子クラスターについてさらに調べ,ro06365は亜硝酸/硝酸トランスポーターに,ro06366は亜硝酸レダクターゼとの相同性を示し,窒素代謝への関与を示唆した。ro06366欠失株D6366は,単一の窒素源として硝酸を用いると増殖が遅れ,亜硝酸を用いると増殖しなかった。ro06365からro06368の欠失株Dnopは硝酸も亜硝酸の利用できなかったが,欠失遺伝子導入で硝酸と亜硝酸を用いた増殖が回復した。D6366株もDnop株も滅菌土壌での増殖が遅れたが,Dnop株の方の増殖の遅れがより著しかった。これら変異株を滅菌土壌と同様にアンモニムイオン,硝酸イオンおよび亜硝酸イオンが同じ割合で含まれる培地で培養すると,土壌と同じように増殖の遅れが認められ,ro06365-ro06369遺伝子クラスターは滅菌土壌での窒素資化で重要な役割を果たしていることが示唆された。
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分類 (2件):
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微生物の生態  ,  土壌生物 

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