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J-GLOBAL ID:201202258089925767   整理番号:12A0784612

ポンプ-プローブX線溶液散乱による100psから10msにおけるホモ二量体ヘモグロビンの協調的蛋白質構造動力学の直接観察

Direct Observation of Cooperative Protein Structural Dynamics of Homodimeric Hemoglobin from 100 ps to 10 ms with Pump-Probe X-ray Solution Scattering
著者 (16件):
資料名:
巻: 134  号: 16  ページ: 7001-7008  発行年: 2012年04月25日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リガンド結合によるヘモグロビンのアロステリックな構造転移は蛋白質の機能と反応性に直接関連する重要な過程である。今回,ピコ秒X線溶液散乱法と新規構造分析法を用い,Scapharca inaequivalvisの野生型ホモ二量体ヘモグロビン(HbI)とそのF97Y変異体の構造動力学を100psから56.2msの時間範囲で詳細に検討した。X線溶液散乱法で,3つの異なる中間体および野生型と変異体に共通な動力学的経路を同定した。HbIアロステリック転移で生成した中間体の一つのリガンドと非リガンド型は同じ構造を示した。新規構造分析を加え,ヘム間距離,サブユニットの4次回転角と界面水の獲得/消失を含む蛋白質の構造変化を示した。時間分解能X線溶液散乱とモンテカルロシミュレーション支援構造分析を組み合わせた本方法の応用は,蛋白質構造動力学に新たな視点を提供すると示唆した。
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