抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
米粉を用いたパウンドケーキの好適製品を作る目的で,基本配合比において小麦粉を米粉に代替して試作し,その性状および嗜好性について検討を行った。(1)比重:米粉配合率の違いによる顕著な変化はみられなかった。(2)高さ:米粉配合率の増加に伴い最高値・最低値ともに低下傾向がみられた。(3)膨化率:米粉配合率が増加するにつれ,減少の傾向がみられた。(4)色度:内部の色度は,米粉40%>100%>80%>60%>20%>0%の順であり,米粉0%が最も低かった。しかし,米粉配合率と色度との間に相関は見られなかった。(5)破断エネルギー:米粉配合率が増加するにつれ,減少する傾向がみられた。(6)嗜好調査:・総合評価では,米粉配合率40%が最も好まれた。・きめでは,100%が有意(p<0.05)に好まれた。・香り・堅さ・食感・甘み・相好評価においては,有意差はみられなかった。(著者抄録)