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J-GLOBAL ID：201202259774449427   整理番号：12A1753209

果実と健康に関する研究の最前線 カキ果実飲料の安全性およびカキの健康機能性

著者 (1件)： 板村裕之 (島根大 生物資源科学)
資料名： 農林水産技術研究ジャーナル  (研究ジャーナル)
巻： 35  号： 12  ページ： 22-26  発行年： 2012年12月01日 
JST資料番号： Y0218A  ISSN： 0387-9240  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カキの安全性について,サプリメントを一例として,急性毒性,アレルゲン・エンドトキシン・ヒスタミン検査,食品微生物・残留農薬検査について述べた。そのうえで,一般的なカキの効用として,抗菌・消臭・抗ウイルス作用,ガン細胞活性抑制効果,加工品に対する添加効果(香味・品質改良効果)を説明した。さらに,カキの悪酔い防止効果は,カキに特異的に含まれるタンニンが,消化管のなかで皮膜を形成するなどで気体状のアルコールを吸着し,血中アルコール濃度の上昇を妨げることにより発揮されている。(著者抄録)

シソーラス用語： *カキ ,  果実飲料 ,  機能 ,  *機能性食品 ,  タンニン ,  抗細菌作用 ,  抗ウイルス作用
準シソーラス用語： 健康機能

分類 (2件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

引用文献 (4件)：

• 板村裕之. 食品工業. 2011, 54, 16, 57-65
• ITAMURA, H. 日本食品保蔵科学会誌. 2011, 37, 4, 155-165
• 板村裕之. 平成23年度 農林水産省 新需要創造フロンティア育成事業-カキタンニンを利用した新食品・新素材-成果報告書. 2012
• 平智. 日本食品保蔵科学会誌. 2008, 34, 5, 291-297

タイトルに関連する用語 (6件)： 果実 ,  研究 ,  カキ ,  果実飲料 ,  安全性 ,  機能性