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J-GLOBAL ID:201202260626991040   整理番号:12A0508723

3,4-ジヒドロキシフェニル酢酸を蛍光発生試薬として用いる,ペプチドの選択的・高感度定量

Selective and sensitive determination of peptides using 3,4-dihydroxyphenylacetic acid as a fluorogenic reagent
著者 (6件):
資料名:
巻: 721  ページ: 162-166  発行年: 2012年04月06日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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3,4-ジヒドロキシフェニル酢酸(3,4-DHPAA)を用いた,N末端の,Glyを含有するペプチド測定のための,新しい蛍光(FL)反応を開発した。ペプチドの3,4-DHPAAとの反応を,ホウ酸緩衝液(pH8.0)中で,過ヨウ素酸ナトリウムの存在下で37°Cの温度で10分間行い,FLを,蛍光分光計を用い,励起,発光波長各々370,465nmで測定した。3,4-DHPAA試薬はN端末においてGlyを含有するペプチドについて,特に強いFLを発生する。アミノ酸,砂糖,核塩基,ヌクレオチド及び蛋白質の如き生物系物質が3,4-DHPAAと反応した時,FLは観測されなかった。最適の反応条件下で,Gly-Pro(GP),Gly-Pro-Pro(GPP)のペプチドを含有したN端末端末のGly含有ペプチドに対して,0.25μmol/Lの低い検出限界を得,これは試薬ブランクでの観測値と比較して3倍の大きなFL強度を与えた。発光試薬としての3,4-DHPAAとの提言した反応は,ペプチド含有のN端末Glyの検出に選択的,且高感度であり,従って本法は以上の特別なオリゴペプチドの定量に有用な手段でありうる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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