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J-GLOBAL ID:201202261543908016   整理番号:12A1764019

ヒドロフォビン吸着層の表面せん断レオロジー: 長時間の泡安定性への応用を含む粘弾性則

Surface shear rheology of hydrophobin adsorption layers: laws of viscoelastic behaviour with applications to long-term foam stability
著者 (7件):
資料名:
巻: 158  ページ: 195-221  発行年: 2012年 
JST資料番号: C0377A  ISSN: 1359-6640  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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食品応用のための蛋白質による泡の長時間安定性は,蛋白質が気泡を被覆する高密度の機械的に強い吸着層を形成できるかどうかに関係している。そのような蛋白質として知られているヒドロフォビンは,乳蛋白質や卵蛋白質と比較し,きわめて高いせん断弾性と機械的強さを有する吸着層を形成する。純ヒドロフォビン及びβ-カゼインとの混合物からなる吸着層のレオロジー挙動はMaxwellとHerschel-Bulkley則を結合した化合物レオロジーモデルによって表せた。この結合則は一定せん断速度の場合だけでなく振動的せん断歪下でも成立する。表面せん断弾性係数及び粘度をせん断速度の関数として測定し,貯蔵及び損失弾性率を得た。大きな歪振幅でストレススペクトルは第一Fourierモードだけでなく第三Fourierモードも含むことが分かった。この方法を非線形レジームに拡張し,実験的に得られたLissajousプロットの理論的当てはめ計算によりレオロジーパラメータを決定した。ヒドロフォビンにβ-カゼインを加えるとより柔らかな吸着層,すなわち低せん断弾性係数で低粘度の吸着層が形成されることを見いだした。本研究で開発された界面層のレオロジーキャラクタリゼーション法は,食品としての泡に応用するための混合蛋白質吸着層のパフォーマンスの最適化と制御に利用できるであろう。
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分類 (4件):
分類
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食品製造・加工・保蔵法一般  ,  コロイド化学一般  ,  物理的手法を用いた吸着の研究  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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