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J-GLOBAL ID:201202261622766499   整理番号:12A0835960

温室効果ガス排出削減及びリン回収を目指した汚泥及び食品廃棄物の再利用のための工学システムの比較評価

Comparative assessment of technological systems for recycling sludge and food waste aimed at greenhouse gas emissions reduction and phosphorus recovery
著者 (3件):
資料名:
巻: 32  ページ: 157-172  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,ライフサイクルアセスメントを用いて,温室効果ガス(GHG)排出削減,リン回収及び公衆衛生への危険性の最小化のための好ましい方法を同定することを目指して,下水汚泥及び食品廃棄物の処分についての代替技術を比較した。著者らは,2種のシステム,すなわち,1)従来の食品廃棄物の焼却及び下水汚泥の分離処理,ならびに2)下水処理施設での嫌気的消化槽において家庭用食品廃棄物と下水汚泥とを混合させる新提案のシステムについて調べた。著者らは,汚泥処理についての代替技術としての低温焼却,高温焼却,堆肥製造,セメント供給原料,低温炭化,乾燥粒状化及び熱分解ガス化についてのこれらのシステムの各々の変化を調べた。著者らはまた,カルシウムヒドロキシアパタイト(HAP)法,マグネシウムアンモニウムホスファート(MAP)法,アルカリ抽出及び部分還元溶融についての各種リン回収技術の効果を評価した。ライフサイクルアセスメントの計算の基礎として,廃棄物処分サービスを受ける10万人を1機能単位として用いた。著者らは,比較した技術の各々について,汚泥と食品廃棄物の組合せ消化システムが分離処理及び処分よりも優れていることを見出した。組合せシステムの各種技術的配置のうちで,1)汚泥の熱分解ガス化とリン回収のためのMAP法及び灰からのアルカリ抽出との組合せ(Y-5)ならびに2)汚泥からの堆肥製造とリン回収のためのMAP法の組合せ(Y-1)の2システムがGHG排出及びリン回収のいずれの点に関しても他よりも優れていると判定した。健康への危険度についての詳細な配慮を分析に加えたとき,より多くの重金属排出を生じさせるY-1配置に比べて,その障害調整生存年数(DALY)が優っているという理由から,Y-5配置が技術革新を対象にする最善の選択肢であると同定した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
産業廃棄物処理  ,  スラッジ処理・処分  ,  資源回収利用 

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