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J-GLOBAL ID：201202262149437705   整理番号：12A0712508

炭酸ガスバブリング法で合成される炭酸カルシウム中空粒子のシェル厚に与える pH 変化の影響

Effect of pH Change on the Shell Thickness of Calcium Carbonate Hollow Particles by CO₂ Gas Bubbling Method

著者 (5件)： 冨岡達也 (名古屋工業大学 セラミックス基盤工学研究センター) ,  高橋知里 (名古屋工業大学 セラミックス基盤工学研究センター) ,  高井千加 (名古屋工業大学 セラミックス基盤工学研究センター) ,  宇津野光朗 (名古屋工業大学 セラミックス基盤工学研究センター) ,  藤正督 (名古屋工業大学 セラミックス基盤工学研究センター)
資料名： 粉体工学会誌  (Journal of the Society of Powder Technology, Japan)
巻： 49  号： 4  ページ： 260-266 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： S0129A  ISSN： 0386-6157  CODEN： FKKADA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 炭酸ガスバブリング法で合成する炭酸カルシウム中空粒子のシェル厚に与えるpHの変化の影響を調べた。溶液中への二酸化炭素バブリングにより炭酸カルシウム中空粒子を異なるpHの変化速度で合成した。そしてpHの変化速度のシェル厚への影響を中空粒子の横断面のSEM画像計測により推算した。pHの変化曲線をpHが急に変化する点の前後で2段に分割でき,各段階を近似曲線で表現できた。pHの変化速度の速度パラメータをこれらの近似曲線から決定し,シェル厚との関係を調べた。結果,中空粒子の厚さをシェルが形成されるバブリングスタートである最初の段階の近似曲線の速度パラメータで表現できることを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *炭酸カルシウム ,  *粒子 ,  シェル ,  pH【水素イオン指数】 ,  非晶質 ,  二酸化炭素
準シソーラス用語： *中空粒子 ,  シェル厚み ,  バブリング法

分類 (1件)： 固体の製造・処理一般  (XD03021O)

引用文献 (12件)：

• KAWA, T. Preparation of Porous Inorganic Oxide Hollow Spheres Utilizing the interfacial Gelling Reaction. Matr. Tech. 1999, 17, 397-402
• NUKUI, T. Development of Calcium Carbonate Fillers. Gypsum & Lime. 1990, 228, 303
• TAKAHASHI, M. Synthesis of Hollow Particles and their Application. J. Soc. Inorg. Mater. Japan. 2005, 12, 87-96
• HADIKO, G. Synthesis of hollow calcium carbonate particles by the bubble templateing method. Mat. Letters. 2005, 59, 2519-2522
• TOMIOKA, T. Effect of pH Variation during CO_2 Gas Bubbling on Formation of Calcium Carbonate Hollow Particles. J. Soc. Powder Technol. Japan. 2010, 47, 177-183

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭酸ガス ,  バブリング ,  炭酸カルシウム ,  中空粒子 ,  pH