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J-GLOBAL ID:201202264172544007   整理番号:12A0364221

グルコース輸送体1により仲介されるグルコースの取り込みは初期歯形態形成とマウス臼歯のサイズの決定に必須である

Glucose uptake mediated by glucose transporter 1 is essential for early tooth morphogenesis and size determination of murine molars
著者 (6件):
資料名:
巻: 363  号:ページ: 52-61  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グルコースは身体の代謝のための必須のエネルギー源であり,グルコース輸送体(GLUT)により細胞へ輸送される。良く特性化されたクラスI GLUTはGLUT1~4に細分化され,それらは組織のグルコース要求性に依存して選択的に発現する。しかし,歯の発生の間のGLUTの役割に関する入手可能なデータは無い。本研究は,GLUT1/2の阻害剤フロレチンとGlut1およびGlut2短鎖干渉RNA(siRNA)と共に免疫組織化学とin vitro器官培養実験を用いて,マウスの歯の発生の間のクラスI GLUTの機能的意義を明らかにすることを狙う。強いGLUT1免疫反応が,活発な細胞増殖が起こっている,蕾状期の臼歯歯胚のエナメル器に局在した。鐘状期までに,歯上皮におけるGLUT1の発現は強度を劇的に減じ,引き続いて後期鐘状期に中間層に現れ始めた。他方,GLUT2の免疫反応性は全ての期間にわたって全歯胚で弱く見られた。蕾状期におけるフロレチンによるGLUT1/2の阻害は一次エナメル結節形成の障害を誘導し,外植片との発生停止と歯上皮細胞の扁平上皮異形成を引き起こした。さらに帽状期から鐘状期までの歯胚におけるGLUT1/2の阻害は,用量依存的に歯のサイズを減じた。これらの発見は,歯の上皮および間充織細胞におけるGLUT1およびGLUT2の発現が正確に,そして空間的時間的に制御されるようであり,GLUT1が仲介するグルコースの取り込みが歯の初期形態形成と歯のサイズの決定において非常に重要な役割を担うことを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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口腔,食道  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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