抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
緊急時には,優先電話に支障を与えずに,一般電話をより多く収容可能な通信制御が望ましい。また,一般電話をさらに多く収容する方策として,一般電話利用者への通話時間短縮の啓蒙活動が考えられ,これには,収容数増大効果の定量的な提示が有効である。そこで本研究では,M
1M
2/M
1M
2/s/s待ち行列システムとして電話の回線交換機をモデル化し,優先電話を必要数確保した上で,一般電話を最大数収容可能とする最適閾値を理論的に導出する。さらにこの閾値を用いた場合の,一般電話の通話時間短縮による一般電話収容数増大効果に関して,特性解析を行う。数値解析により,この最適閾値を用いることで,従来の閾値設定と比較して,一般電話収容数の増加,もしくは優先電話の適切な必要数確保可能であることを示す。さらに,一般電話通話時間短縮による一般電話収容数増大効果を,数値解析により示し,一般電話の通話時間短縮が有効となるトラヒック条件を明らかにする。(著者抄録)