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J-GLOBAL ID:201202267224128456   整理番号:12A0835226

”二重突然変異体”マリファナ”に見られた新型澱粉の性質

Properties of a novel type of starch found in the double mutant “sweet wheat”
著者 (10件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 1250-1260  発行年: 2012年08月01日 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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未熟種子中でかなり量の糖を産生する”二重突然変異体”マリファナ”(SW),には二種の澱粉シンターゼ,すなわち顆粒結合澱粉シンターゼI(GBSSI)および澱粉シンターゼIIa(SSIIa)がない。これら二種の酵素の欠乏はSW種子,澱粉および澱粉顆粒の特性に主な変化をもたらす。SW種子は発生の初期段階では正常に見えるが,種子が熟して乾燥し始めると萎びてくる。しかしながら,未熟種子中であっても,澱粉顆粒は小さく奇形であり種子の発生を通して高レベルのマルトースが存在する。SW澱粉の結晶性は,穀物A型回折パターンに典型的な主ピークがない,そしてSW澱粉のゼラチン化温度が野生型澱粉のそれよりかなり低いという点で変っている。SW種子からのアミロペクチンは野生型種子のそれより明らかに低い分子量をもち,二峰性分布をもつ低分子量ピークはSW澱粉のみに見られた。このピークは直鎖マルト-オリゴ糖および短い分岐グルカンを含む。SW澱粉はDP<10の分岐の割合が増えており,DP2および3の鎖が特に増えている。これらの変化は,マリファナ澱粉はイソアミラーゼおよび/またはβ-アミラーゼにより異常な方法で修飾されていることを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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