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J-GLOBAL ID：201202268280323268   整理番号：12A0059638

リコペンの消炎作用はアスコルビン酸とα-トコフェロールの抗酸化作用を補完する

The anti-inflammatory effect of lycopene complements the antioxidant action of ascorbic acid and α-tocopherol

著者 (4件)： HAZEWINDUS Merel (Dep. of Toxicology, Maastricht Univ., P.O. Box 616, 6200 MD Maastricht, NLD) ,  HAENEN Guido R.M.M. (Dep. of Toxicology, Maastricht Univ., P.O. Box 616, 6200 MD Maastricht, NLD) ,  WESELER Antje R. (Dep. of Toxicology, Maastricht Univ., P.O. Box 616, 6200 MD Maastricht, NLD) ,  BAST Aalt (Dep. of Toxicology, Maastricht Univ., P.O. Box 616, 6200 MD Maastricht, NLD)
資料名： Food Chemistry  (Food Chemistry)
巻： 132  号： 2  ページ： 954-958  発行年： 2012年05月15日 
JST資料番号： H0766A  ISSN： 0308-8146  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トマト食品はリコペン,アスコルビン酸とα-トコフェロールのような生理活性化合物を含み,それらは相乗効果を示すと思われる。本研究の目的は,この推定された相乗効果を検討することであった。脂質過酸化と炎症に及ぼす効果を評価した。単一化合物と比較し,化合物の組合せにより脂質過酸化は効果的に阻害された。アスコルビン酸とα-トコフェロールの組合せの相乗効果が確認された。リコペンはTNF-αの遊離を阻害し,IL-10産生を活性化することにより単独で炎症を効果的に緩和させた。リコペン,アスコルビン酸とα-トコフェロールの組合せは,IL-10生産に対し相乗作用を示す傾向があった。我々の観察は,リコペンは炎症を緩和するが,アスコルビン酸とα-トコフェロールは効率的に脂質過酸化から保護することを明らかにした。それらは異なるレベルで異なる炎症プロセスを減少させるので,両活性は相補的である。健康に関連し,これは補完的な生物活性化合物を含むトマト製品のような果物と野菜の付加価値である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： トマト ,  相乗作用 ,  脂質過酸化 ,  酸化防止 ,  TNFα ,  インターロイキン10 ,  *消炎作用 ,  ビタミンE ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ラクトン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  カロチノイド ,  脂肪族炭化水素 ,  不飽和炭化水素 ,  共役ジエン ,  水溶性ビタミン

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  消炎薬の基礎研究  (GW15010T)

物質索引 (3件)： α-トコフェロール ,  アスコルビン酸 ,  リコペン

タイトルに関連する用語 (6件)： リコペン ,  消炎作用 ,  アスコルビン酸 ,  α-トコフェロール ,  抗酸化作用 ,  補完