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J-GLOBAL ID：201202268446189867   整理番号：12A1708335

ガイド構造を有する平行円板間流れの騒音特性に関する研究

A Study on Noise Characteristics of Radial Flow between Two Parallel Disks with Guide Structure

著者 (4件)： 大川陽一 (東京工大 大学院総合理工学研究科) ,  村松久巳 (沼津工高専) ,  YOUN Chongho (東京工大 精密工研) ,  香川利春 (東京工大 精密工研)
資料名： 日本フルードパワーシステム学会論文集  (Transactions of the Japan Fluid Power System Society)
巻： 43  号： 6  ページ： 135-142  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： L3342A  ISSN： 1880-3121  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ラジアルスリットをケーシング内で用いたときの静音性を維持するために,スリットの下流部にガイド機構を設けることを提案した。外半径30mmの2枚の円板を平行に並べてラジアルスリットを形成した。一方の円板の外縁部幅8mmを角度αで肉厚を薄くして隙間を拡大し,ガイド機構を形成した。ガイド機構の最適形状を得るために,αを変化させて騒音レベルが最小となる値を実験的に求めた。音響測定は空気圧用消音器の測定規格であるJIS B8379に準拠した。得た実験結果に対して騒音レベルの周波数分析と油膜法による流れの可視化を行った。その結果,α=10°~20°で最小の騒音レベルを得た。可視化の結果,空気の流れはガイド角度によって3種類の流動パターンを示すことが分かった。

シソーラス用語： 形状最適化 ,  音響測定 ,  騒音レベル ,  周波数解析 ,  油膜法 ,  流れ分布 ,  騒音 ,  *騒音抑制 ,  *隙間流 ,  *間隙
準シソーラス用語： スリット【構造】 ,  *ラジアルスリット ,  空力騒音

分類 (1件)： 流体動力学一般  (BC02010G)

引用文献 (12件)：

• LIGHTHILL, M. J. On Sound Generated Aerodynamically-I. General Theory. Proceedings of the Royal Society of London (Series A). 1952, 211, 1107, 564-587
• 西村. フローコントロールによる空力発生音低減技術. ながれ. 2001, 20, 221-230
• 杉山. 急拡大ノズルの空気噴出騒音. 日本機械学会論文集. 1983, 49, 443, 1420-1426
• 中野. 高圧空気弁の騒音・振動の発生に関する空気力学的研究. 日本機械学会論文集. 1979, 45, 391, 350-360
• NISHIMURA, M. Aerodynamic noise reduction by pile fabrics. Fluid Dynamics Research. 2010, 42, 1-17

タイトルに関連する用語 (5件)： ガイド構造 ,  円板 ,  流れ ,  騒音 ,  研究