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J-GLOBAL ID:201202269241631636   整理番号:12A0887089

ヘッドスペース固相ミクロ抽出/ガスクロマトグラフィー/質量分析を用いた土壌菌によって放出される揮発性代謝物分析 1. Aspergillus fumigatus,Aspergillus nidulans,Fusarium solani及びPenicillium paneum

Analysis of volatile metabolites emitted by soil-derived fungi using head space solid-phase microextraction/gas chromatography/mass spectrometry: I. Aspergillus fumigatus, Aspergillus nidulans, Fusarium solani and Penicillium paneum
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巻: 44  号:ページ: 694-698  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: E0709A  ISSN: 0142-2421  CODEN: SIANDQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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以下の土壌菌から放出される微生物由来揮発性有機化合物(MVOC)を固相ミクロ抽出/ガスクロマトグラフィー/質量分析法により分析した: Aspergillus fumigatus(KT176とIFM40822),Aspergillus nidulans(FGSC4),Fusarium solani(NBRC31093)及びPenicillium paneum(KT138)。種々の成長段階のこれらの菌類をCzapek-Dox寒天上で培養した。これらの菌類からのMVOCの抽出イオンクロマトグラフィーと質量スペクトルを測定し,2-エチル-1-ヘキサノールと2-ウンデカノンが培養初期段階で増加し始めた。したがって,これらの化合物が環境中にあらかじめ存在しないときは,2-エチル-1-ヘキサノールと2-ウンデカノンがその菌の成長を示す指示化合物と考えられる。さらに,アルコール,アルデヒド及びケトンがこれらの菌のほとんどについてMVOCとして検出された。一方,特定の菌のみからセスキテルペンがMVOCとして検出された。各菌類は特定のMVOC(例えばセスキテルペン)を放出するので,それらの測定から菌類の同定も可能である。菌類の培養時間が長くなるのに伴って胞子の数が増加し,これらのMVOCも増加した。MVOCの一つである3-オクタノンの量と胞子数の間の正の相関性が認められることから,このMVOCが菌のサイズ(菌量)の指示化合物として適していることが分かった。一方,セスキテルペンは生殖時期に最大になることから菌類の種類の同定と共にそれらの生殖周期に対する指示化合物として適していることを示した。
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分類 (2件):
分類
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有機化合物の物理分析  ,  微生物学(ウイルス以外)一般 
タイトルに関連する用語 (13件):
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