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J-GLOBAL ID：201202270180357623   整理番号：12A1672512

不具合溶接を有する重ね継手部の疲労き裂進展評価(影響関数法を用いた疲労き裂進展解析)

Assessment of Fatigue Crack Growth in Imperfect Lap Joint (Crack Growth Analysis using Influence Function Method)

著者 (8件)： 森影康 (JFEスチール(株)) ,  伊木聡 (JFEスチール(株)) ,  若狹勝 ((株)石井鐵工所) ,  吉田聖一 (横浜国立大学) ,  白鳥正樹 (横浜国立大学) ,  関根和喜 (横浜国立大学) ,  土田智彦 ((独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構) ,  岩田克己 ((独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構)
資料名： 圧力技術  (Journal of High Pressure Institute of Japan)
巻： 50  号： 5  ページ： 244-253 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： S0913A  ISSN： 0387-0154  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大型石油タンクにはシングルデッキ形浮屋根が採用されており,デッキ板は重ね継手で,連続隅肉溶接することがJIS B8501で定められている。繰返し曲げを受けるデッキ板の重ね継手部を,溶接部ルートを起点にした表面亀裂の進展解析を行った。本研究では,亀裂のない重ね継手部の仮想亀裂面の応力を用いて影響関数法による表面亀裂の進展解析を行い,隙間間隔が疲労寿命へ及ぼす影響を調べた。風荷重によるシングルデッキ形浮屋根の振動を想定し,亀裂発生から貫通に至るまでの荷重振幅と回数を得るため,初期亀裂形状を設定し,疲労亀裂進展解析を行った。その結果,任意の曲げ荷重振幅と引張荷重振幅に対する貫通回数が得られた。

シソーラス用語： *溶接構造物 ,  溶接構造 ,  油タンク ,  屋根 ,  重ね継手 ,  *疲れ亀裂成長 ,  疲れ亀裂成長速度 ,  関数 ,  隅肉溶接 ,  表面亀裂 ,  亀裂発生 ,  間隙 ,  溶接欠陥 ,  風荷重 ,  振幅 ,  疲れ寿命 ,  予測モデル ,  引張荷重 ,  曲げ荷重 ,  応力拡大係数 ,  *溶接継手 ,  応力振幅 ,  浮屋根 ,  欠陥 ,  モデル
準シソーラス用語： 疲れ亀裂 ,  影響関数 ,  隙間 ,  石油タンク

分類 (2件)： 溶接設計,溶接構造物  (WC07140A) ,  金属構造  (RA04050W)

引用文献 (15件)：

• 鋼製石油貯槽の構造 (全溶接製). JIS B 8501. 1995
• 総務省消防庁消防大学校消防研究センター. 消防輯報. 2010, 63
• 若狭勝. 風荷重による浮屋根損傷に起因した石油タンク全面火災事故. 圧力技術. 2010, 48, 6, 311-320
• 吉田聖一. シングルデッキ形浮屋根デッキ板の重ね継手部ン疲労き裂進展解析. 圧力技術. 2011, 49, 1, 4-11
• 白鳥正樹. 任意分布力を受ける表面き裂の応力拡大係数の解析. 日本機械学会論文集 (A編). 1985, 51, 467, 1828-1835

タイトルに関連する用語 (6件)： 溶接 ,  重ね継手 ,  疲労き裂進展 ,  評価 ,  影響関数 ,  解析