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J-GLOBAL ID：201202271920110194   整理番号：12A0911385

南大洋とインド洋における海水中ブロモホルムの測定-新たな化学トレーサーとしての有用性について-

著者 (4件)： 大木淳之 (北大 大学院) ,  野村大樹 (Norwegian Polar Inst.) ,  飯田高大 (極地研) ,  横内陽子 (環境研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2012  号： 春季  ページ： 258  発行年： 2012年03月13日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ブロモホルムは藻類が生成する有機ガスの一種である。インド洋と南大洋で鉛直分布測定を行ったところ,南インド洋中緯度の底層水で高濃度のブロモホルムが見つかった。また,南極大陸沿岸(ダンレー岬沖)では表面から底層の全層で高濃度だった。高濃度のブロモホルムを含む南極沿岸の水が,底層水としてインド洋を北上した結果と推測される。(著者抄録)

シソーラス用語： *溶存ガス ,  標識化合物 ,  藻類 ,  水塊 ,  *南極海 ,  *インド洋 ,  *海水 ,  トレーサ法 ,  脂肪族臭素化合物 ,  トリハロメタン ,  底層水 ,  植物 ,  隠花植物

分類 (2件)： 海洋物理学一般  (DC06010K) ,  水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

物質索引 (1件)： ブロモホルム

タイトルに関連する用語 (6件)： 南大洋 ,  インド洋 ,  ブロモホルム ,  化学 ,  トレーサー ,  有用性