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J-GLOBAL ID:201202272208662420   整理番号:12A1584989

可視・近赤外分光法を用いるブラッドオレンジ果肉における紫色の着色程度の非破壊計測の可能性

Potential of Non-destructively Determining the Purple Color of Flesh in Blood Oranges using Visible/near-Infrared Spectroscopy
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資料名:
巻: 96  号: 11  ページ: 747-751  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: G0205A  ISSN: 0019-2341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ブラッドオレンジ(Citrus sinensis)は,果肉がシアニジン系色素により紫色にも着色する。果肉の紫色の着色が濃いブラッドオレンジは商品価値が高く,シアニジン系色素は抗酸化能が強いが,果皮色等の外観からこの紫色の着色程度を判断することは困難である。そのため,ブラッドオレンジ果肉における紫色の着色程度の簡便かつ迅速な非破壊計測法の開発が求められている。本研究では,可視・近赤外分光法(500nmから1000nm)を用いてブラッドオレンジ果肉における紫色の着色程度の非破壊計測の可能性を検討した。可視・近赤外スペクトルは1果実につき品温を2段階に変えたものを含めて赤道部2カ所を高い非破壊計測精度が期待できる拡散反射モードで非接触測定した。一方,果肉の紫色の着色程度は測定部位ごとに0(無着色)~0.7の範囲(0.1刻み)で評価して目的変数とした。その結果,508nm,580nm,606nmおよび834nmの吸光度を説明変数として採用した場合に,重相関係数は0.87(n=48),RMSは0.09(n=50)であり,ブラッドオレンジ果肉における紫色の着色程度が,可視・近赤外分光法を用いて非破壊計測の可能性があることが示された。
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分類 (2件):
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食品の分析  ,  果実とその加工品 
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