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J-GLOBAL ID:201202272348421996   整理番号:12A0346617

TTFとTCNQ(TTF=テトラチアフルバレン,TCNQ=7,7,8,8-テトラシアノキノジメタン)結晶間の界面で何が起こっているか?

What Happens at the Interface between TTF and TCNQ Crystals (TTF = Tetrathiafulvalene and TCNQ = 7,7,8,8-Tetracyanoquinodimethane)?
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 700-703  発行年: 2012年01月12日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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TTF粉末でTCNQ(TTF=テトラチアフルバレン,TCNQ=7,7,8,8-テトラシアノキノジメタン)単結晶を処理してTTFとTCNQ結晶間の界面を形成し,電導度測定や原子間力顕微鏡(AFM)で検討した。界面の金属性質では挙動が230K以下で熱活性化型に変化し,表面抵抗は界面での値よりも層状化した単結晶で数桁大きかった。TTF接触前のTCNQ結晶の表面抵抗は500MΩ sq-1だったが,TTF粉末接触後は60kΩ sq-1に減少した。RamanスペクトルからTTF-TCNQ複合体の形成は単にTCNQ結晶にTTF結晶が接触するだけで起こり,TCNQ-が界面に存在し,TTF-TCNQと同様に電荷移動に重要だった。AFM像では針状の伸びた投影とドット状の投影を示し,TTF-TCNQ複合体は針状形態を有した。TTF-TCNQ複合体はランダムに配向し,エピタキシャルな成長に傾向はなかった。TTF-TCNQナノ結晶が密に成長すると表面に欠損や割れ目が存在した。狭い範囲ではネットワークを形成しないが,電導度の金属性はTTFナノ結晶からTCNQ表面への電荷注入で説明できることを示した。
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分類 (1件):
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固-固界面 

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