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J-GLOBAL ID：201202275677034161   整理番号：12A1078819

生分解性作動油の油機評価実験(ポンプ試験によるトライボロジカル特性と噴流衝突式試験によるキャビテーション壊食性)

著者 (1件)： 風間俊治 (室蘭工大 大学院)
資料名： フルードパワー  (Fluid Power)
巻： 26  号： 3  ページ： 8-11  発行年： 2012年07月15日 
JST資料番号： X0539A  ISSN： 1345-1251  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生分解性作動油を油圧機器に適用することを目的にして行った,その潤滑性と壊食性を評価する実験の概要を紹介した。供試油として6種の合成脂肪酸エステル系生分解性作動油と3種の植物油系生分解性作動油を用いた。供試ポンプとして容量10ml/rev,回転数1440rpmの市販の斜板式アキシャルピストンポンプを用いた。累積時間300時間までのポンプ連続運転による作動油評価試験と噴流衝突式装置を用いたキャビテーション壊食試験を行った。これらの試験結果から生分解性作動油を油圧機器に用いたときの摩耗や壊食量を説明した。

シソーラス用語： *微生物分解性 ,  *油圧油 ,  *評価試験 ,  トライボロジー ,  キャビテーション浸食 ,  潤滑 ,  植物油脂 ,  カルボン酸エステル ,  ピストンポンプ ,  運転
準シソーラス用語： 脂肪酸エステル ,  連続運転

分類 (1件)： 油圧油  (QD04040T)

引用文献 (12件)：

• 1)日本建設機械化協会、建設機械用生分解性油圧作動油、(2004)、JCMAS-PO42.
• 2)川崎、生分解性油圧作動油の動向、トライボロジスト、第51巻4号、(2006)、pp.276-2810
• 3)斎藤、飯田、大川、建設機械用ポンプ・モータと環境対応作動油、フルードパワーシステム、第40巻4号、(2009)、pp.214-219,
• 4)篠田、生分解性作動油の動向、フルードパワーシステム、第42巻3号、(2011)、pp.168-170。
• 5) Kalin, M., Majdie, F., Vilintin, J., Pezdirnik, J., and Velkavrh, I., Analyses of the Long-Term Performance and Tribological Behavior of An Axial Piston Pump Using Diamondlikecarbon-Coated Piston Shoes and Biodegradable Oil, Journal of Tribology, Trans. ASME, 130-1, (2008), 011013.

タイトルに関連する用語 (7件)： 生分解性 ,  作動油 ,  油 ,  評価実験 ,  試験 ,  噴流衝突 ,  キャビテーション壊食