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J-GLOBAL ID：201202276716175726   整理番号：12A1406155

河川・池沼表面水の水質汚濁特性評価と発泡・ぎらつき現象の原因解明

著者 (4件)： 池田和弘 (埼玉県環境科学国際セ) ,  見島伊織 (埼玉県環境科学国際セ) ,  柿本貴志 (埼玉県環境科学国際セ) ,  高橋基之 (埼玉県環境科学国際セ)
資料名： 埼玉県環境科学国際センター報  (Annual Report form the Center for Environmental Science in Saitama)
号： 12  ページ： 124  発行年： 2012年06月30日 
JST資料番号： L4380A  ISSN： 1346-468X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 河川や池沼の表面水に発生する景観悪化現象の発泡や油膜などぎらつき現象に関し,人工の化学物質以外が原因する水質汚濁の汚染源を解明した。埼玉県内の河川や池沼で発泡状況を現地調査し,比企丘陵地帯を流れるK河川の発泡現象や植物プランクトンによるぎらつき現象を解明した。K河川はBODの年間平均値が0.6mg/lで,平成23年1月から24年1月に実施した合計18回の水質試験で毎回発泡現象を確認した。河川や池沼の溶存酸素濃度やpH,電気伝導率,糖類,懸濁物質,フルボ酸濃度を実測し,糖類濃度が発泡性に相関すると実証した。K河川の発泡に関連する主要な汚染源は糖類で,付着藻類や植物プランクトン,天然の界面活性剤であるサポニンも関係すると推定した。

シソーラス用語： *河川汚濁 ,  *湖沼汚濁 ,  水質試験 ,  *汚染源 ,  表面水 ,  BOD【水質】 ,  植物プランクトン ,  溶存酸素 ,  pH測定 ,  電気伝導率 ,  懸濁物質 ,  フルボ酸 ,  水生植物 ,  藻類 ,  サポニン ,  放射化分析
準シソーラス用語： 糖類 ,  発泡 ,  付着藻類 ,  油膜

分類 (3件)： 水質調査測定一般  (SB02060X) ,  水中の汚染物質の物理分析  (CC03080N) ,  植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (9件)： 河川 ,  池沼 ,  表面水 ,  水質汚濁 ,  特性評価 ,  発泡 ,  ぎらつき ,  現象 ,  原因