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J-GLOBAL ID:201202279345309227   整理番号:12A0111172

Ni/Sn-Ag-Cu-xPd系の界面反応と機械的信頼性に対するPd含有量の影響

Influence of Pd Concentration on the Interfacial Reaction and Mechanical Reliability of the Ni/Sn-Ag-Cu-xPd System
著者 (4件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 2-10  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: D0277B  ISSN: 0361-5235  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,NiとSn-3Ag-0.5Cu-xPd(x=0wt.%から1wt.%)間の界面反応を調べた。反応とその結果の機械的性質は共にPd含有量に強く依存した。xが低い場合(≦0.2wt.%),Ni/Sn-Ag-xPd界面の反応生成物は(Cu,Ni)6Sn5の層であった。xが0.3wt.%に増加すると,もう一つの化合物(Pd,Ni)Sn4が生成し,(Cu,Ni)6Sn5の上に不連続に分散した。xがやや高い(0.5wt.%から1wt.%)のとき,反応時間と共に(Pd,Ni)Sn4-(Cu,Ni)6Sn5の2重層が成長した。高速ボール剪断(HSBS)試験の結果,Ni/Sn-3Ag-0.5Cu-xPd接合の機械的強度はxの増加と共に,特にxが≧0.3wt.%の高レベルに達したとき,劣化した。この劣化は,界面における(Pd,Ni)Sn4の成長に対応しており,HSBS試験ではんだ/(Pd,Ni)Sn4と(Pd,Ni)Sn4/(Cu,Ni)6Sn5の境界に沿って容易に破壊した。(Pd,Ni)Sn4による接合部故障(Pd脆化)は,はんだに適切な量のCuを添加することにより緩和された。Cu含有量が1wt.%に増え,Pd含有量が0.5wt.%を超えないとき,(Pd,Ni)Sn4の成長は完全に抑制され,それによりはんだ接合部のPd脆化の発生は防げた。Copyright 2011 TMS Translated from English into Japanese by JST.
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