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J-GLOBAL ID：201202280563734000   整理番号：12A0594419

モータダイナミクスを考慮した電流飽和対策に基づく速度サーボ系

Anti-Windup Algorithm Considering Motor Dynamics and Current Saturation for Speed Servo System

著者 (3件)： 金子和秀 (長岡技科大) ,  高橋健治 (長岡技科大) ,  大石潔 (長岡技科大)
資料名： 電気学会モータドライブ研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： MD-12  号： 1-13.15-16  ページ： 73-78  発行年： 2012年03月08日 
JST資料番号： L7903A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ACサーボモータでは,速度やトルクの指令に対する高速応答と同時に,振動の少ない安定した動作が要求される。そのベクトル制御は一般に複数のPI制御により構成されるが,速度指令の急変時に制御器の操作量が飽和し,いわゆるワインドアップ現象が発生することがある。本論文では,構造が比較的簡単なリミット偏差フィードバック法を用いた操作量飽和対策の設計を考え,モータダイナミクスを考慮した電流飽和対策に基づく速度制御器の一設計法を提案し,実機実験により提案法の有効性と実現性の検討を行った。

シソーラス用語： サーボモータ ,  *速度制御 ,  ベクトル制御 ,  入力 ,  *飽和 ,  同期電動機 ,  PMモータ ,  現象
準シソーラス用語： *ACサーボモータ ,  PMSM ,  *ワインドアップ現象 ,  *操作量

分類 (1件)： サーボ機構  (IC03030Q)

引用文献 (9件)：

• (1) 杉本英彦,小山正人,玉井伸三:「ACサーボシステムの理論と設計の実際」,総合電子出版社(1990)
• (2) D.W. Novotny and T.A. Lipo: "Vector Control and Dy-namics of AC Drives" , Oxford University Press (1996)
• (3) R. Hanus, M. Kinnaert and J.L. Henrotte:"Conditioning Technique, a General Anti-windup and Bumpless Transfer Method", Automatica, Vol.23, No.6, pp.729-739 (1987)
• (4) C. Bohn and D.P. Atherton: "An Analysis Package Comparing PID Anti-Windup Strategies", IEEE con-trol System Magazine, Vol.15, No.2, pp.34-40, (1995)
• (5) Y. Peng, D. Varncic and R. Honus:"Anti-windup, Bumpless, and Conditioned Transfer Techniques for PID Controllers", IEEE control System Magazine, Vol.16, No.4, pp.48-57, (1996)

タイトルに関連する用語 (4件)： ダイナミクス ,  飽和 ,  対策 ,  サーボ系