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J-GLOBAL ID:201202280993699284   整理番号:12A1046847

改良CUPRAC(銅還元抗酸化能)法によるたんぱく質含有血清全抗酸化能測定

PROTEIN-INCORPORATED SERUM TOTAL ANTIOXIDANT CAPACITY MEASUREMENT BY A MODIFIED CUPRAC (CUPRIC REDUCING ANTIOXIDANT CAPACITY) METHOD
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資料名:
巻: 45  号: 7-9  ページ: 754-763  発行年: 2012年05月01日 
JST資料番号: B0926A  ISSN: 0003-2719  CODEN: ANALBP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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全抗酸化能(TAC)を測定する分析法の大部分は,たんぱく質を沈降させるためにこれを考慮に入れない。実際にはたんぱく質は血清中の主要な抗酸化物質であり,これは第一にそのフリーSH基および第二に他の酸化可能なアミノ酸残基によるものである。本研究では,チオールに適用できる改良CUPRAC法を用いてヒト血清TACを測定し,参照法としたABTS/HRP,FRAPおよびEllmanチオール分析の結果と比較した。様々な抗酸化物質,全血清,血清たんぱく質溶液および上清を用いてこれらの方法の検量線を作製した。CUPRAC法は広い濃度範囲において線形応答を示し,吸光度対溶液容量の良好な検量線から分かるように希釈感受性を示さない。またCUPRAC法の切片値はABTSよりも低く,血清希釈において擬陽性の可能性を防止する。本系は生理学的pHにおいて尿素緩衝液中のたんぱく質チオールの抗酸化能を効率的に測定する。たんぱく質寄与を含む血清TACの正確な測定は,TAC測定を利用した疾病の診断,治療,予後および追跡研究に有用である。
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