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J-GLOBAL ID：201202281715107291   整理番号：12A1589588

住区内の単断面街路における自動車走行速度に街路空間並びに歩行者交通特性が及ぼす影響

A Study on the Relationship between Street Structures, Pedestrian Behavior and Vehicle Speeds

著者 (3件)： 吉城秀治 (岡山大 大学院環境学研究科) ,  吉城秀治 (日本学術振興会) ,  橋本成仁 (岡山大 大学院環境生命科学研究科)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 47  号： 2-3  ページ： ROMBUNNO.VOL.47NO.3,105  発行年： 2012年10月25日 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 住区内の単断面街路における自動車走行速度に街路空間並びに歩行者交通特性が及ぼす影響について論じた。岡山市内の7路線において,スピードガンを用いて自動車走行速度,ビデオカメラを用いて自動車と歩行者の交通挙動を計測し記録した。分散分析,重回帰分析,パス解析により分析した結果,自動車有効幅員がドライバーの速度選択に大きな影響を及ぼしている。路側帯幅員や車道幅員の拡幅によって自動車利用空間が広くなり,走行速度が速くなる。路側帯幅員の拡幅によって,歩行者は路側帯内を歩行するようになる結果,自動車走行速度が速くなる。歩行者密度が高くなるほど自動車利用空間が狭くなる。区間長は走行速度に有意な変数として影響を及ぼしている。

シソーラス用語： *交通計画 ,  交通安全 ,  *走行速度 ,  *歩行者交通 ,  多重回帰分析 ,  分散分析
準シソーラス用語： パス解析 ,  街路空間 ,  共分散構造分析 ,  自動車交通 ,  重回帰分析 ,  地区交通計画 ,  道路幅員

分類 (2件)： 都市計画一般,都市経済学  (RD01010S) ,  交通調査  (TB01031B)

引用文献 (9件)：

• 市原慎介. ハンプの短区間連続設置における周辺環境への影響および有効性の検証. 土木学会論文集D3 (土木計画学). 2011, 67, 5, "I_1165"-"I_1172"
• 船田尚吾. ヨーロッパにおける「共有空間」プロジェクト. 交通工学. 2009, 44-1, 63-66
• 橋本成仁. 街路空間要素が自動車走行速度に及ぼす影響に関する研究. 土木計画学研究・論文集. 2009, 27-4, 737-742
• 豊茂雅也. 日本における Shared Space の有効性についての実証的研究. 土木計画学研究・講演集, 2011. 2011, 43
• 伊藤孝祥. 住居系地域内の無信号交差点における車両挙動を考慮した交通事故件数の因果構造分析. 土木計画学研究・論文集. 2004, 21-4, 853-860

タイトルに関連する用語 (5件)： 街路 ,  自動車 ,  走行速度 ,  歩行者 ,  交通特性