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J-GLOBAL ID：201202284243162764   整理番号：12A0477903

萌芽期の研究に着目した学術動向予測モデルの評価

Evaluations of A Model for Predicting Science Trends Focusing on Breakthrough researches

著者 (3件)： 山下長義 (日本学術振興会) ,  沼尾正行 (大阪大 産科研) ,  市瀬龍太郎 (国立情報学研)
資料名： 情報処理学会研究報告(CD-ROM)
巻： 2011  号： 5  ページ： ROMBUNNO.ICS-165,NO.2  発行年： 2012年02月15日 
JST資料番号： Z0031C  ISSN： 2186-2583  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 萌芽期の研究に着目した学術動向を予測するモデルを提案する。そのために,現在の専門分野と萌芽期の研究における専門分野を研究者ごとに調査する。萌芽期の研究において大きな成果が得られれば,現在の専門分野から萌芽期の研究における専門分野に研究基盤が移行する可能性が高いからである。このような研究者が同じ時期に同じ研究分野間で多数存在すれば,学術動向の先行指標となると考えられる。そこで本論文では,科学研究費補助金(以下科研費とする)の応募データにおいて,現在の専門分野に応募している基盤研究・若手研究での応募細目と,萌芽期の研究で応募している挑戦的萌芽研究での応募細目との重複応募状況を用いて予測モデルを作成する。実験の結果,情報学と社会科学にて予測モデルが有効であることを示した。これらの分野では,研究者の研究経歴によって細目の関係を表す研究領域ネットワークにおいて,クラスタ係数が大きな値を示すことがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 技術展望 ,  *予測モデル ,  研究者 ,  *補助金 ,  評価試験 ,  情報科学 ,  社会科学 ,  システム評価 ,  経歴 ,  研究 ,  *クラスタ分析
準シソーラス用語： 学術動向 ,  専門分野 ,  研究分野 ,  科学研究費補助金 ,  情報学 ,  研究経歴 ,  クラスタ係数

分類 (2件)： 研究開発  (AA03000V) ,  システム・制御理論一般  (IA02010H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 研究 ,  着目 ,  学術 ,  動向 ,  予測モデル ,  評価