抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,日本伝熱学会および日本機械学会でのサーマルマネージメントの取り組みを中心に,近年の放熱・冷却技術および温度分布予測精度の向上に関する研究事例を紹介した。放熱に関しては,発熱部からヒートシンクなどの冷却デバイスまでの熱抵抗をいかに低減するかが重要となる。冷却技術に関しては,パワーエレクトロニクスを対象とした高熱流束除去手法として,水冷および沸騰冷却の研究が進んでいる。温度分布予測に関しては,正確な温度分布予測のために,いくつかの取り組みがなされている。新しい放熱・冷却技術,CFD解析による温度分布予測技術共に,近年格段の進歩を遂げている。