文献
J-GLOBAL ID:201202286609970128   整理番号:12A1261496

セリアック病発生性エピトープ類の含有量を削減するコムギ粒蛋白質の標的改変

Targeted modification of wheat grain protein to reduce the content of celiac causing epitopes
著者 (7件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 417-438  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: W1379A  ISSN: 1438-793X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
コムギのグルテン及びオオムギやライムギの相同性貯蔵蛋白質に含まれるプロラミンペプチド類はセリアック病患者小腸上皮細胞の微絨毛の慢性的消去痛を引き起こす。未治療の場合には慢性的な下痢や腹部膨満,骨粗鬆症,栄養の吸収不良に起因する体重減少,貧血につながる。先天性疾患例に加えて,パンやパスタ中のグルテン蛋白質に対する誕生時以来の曝露は成人のセリアックスプルー発達をも誘発する。今日までの唯一の有効な治療法は主食穀物からの生涯にわたる厳格な無摂取である。しかし,食事中の完全グルテン排除は多くの食品において小麦の使用が不完全な食品表示と社会的制約により困難である。従って,この最も一般的な食物由来疾患に対する代替療法の研究結果は活発な研究分野を残し,ここ数年で多くの提案をもたらした。本総説ではこれらの治療法に関連する短所と長所を見直した。種々のセリアック病患者は非消化性富プロリン/グルタミン含有ペプチドの最大149種に上るグリアジン類及び6個の高分子量グルテニンサブユニットと同様に低分子量グルテニンサブユニット類の各種類にも免疫原性であるので,腹腔内の胃や十二指腸,空腸,回腸における免疫原性ペプチド類は網羅的な消化が必要である。上記の観点から,セリアック病の新規治療において免疫原性グルテンペプチド類を併用した解毒が可能である細菌Flavobacterium meningosepticum由来酵素プロリルエンドペプチダーゼ及びオオムギ由来システインプロテアーゼB2を合成・貯蔵するための穀物容量を評価した。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  穀類とその製品一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患の治療  ,  消化器疾患の薬物療法  ,  消化器作用薬の基礎研究 

前のページに戻る