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J-GLOBAL ID:201202286699917492   整理番号:12A1209414

CSMA/CA方式を用いた無線LANシステムにおけるグループ内集中制御型媒体アクセス制御方式に関する一検討

Novel DCF-based MAC Protocol for Intra-group Centralized Radio Resource Management in WLAN Systems
著者 (4件):
資料名:
巻: 112  号: 132(RCS2012 75-95)  ページ: 19-24  発行年: 2012年07月12日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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無線LANシステムの用途の多様化に伴い,無線LANシステムにおけるQoS保証伝送ならびにスループットのさらなる向上が求められている。限られた周波数資源の下,QoS保証確率およびスループットの向上を図るためには,無線リソースを共用する各端末のQoS要求やトラヒック状況,伝搬路状況を把握した上で,各端末に適切に送信機会を付与する集中制御型媒体アクセス制御が望ましい。また,獲得した無線リソースを単一の端末が占有するのではなく,無線リソースの利用単位をより細粒度なものとし,獲得した無線リソースを複数の端末で共用する必要がある。本報告では,QoS保証確率およびスループットの向上を目的とした媒体アクセス制御方式として,グループ内集中制御型媒体アクセス制御方式を提案する。提案方式では,APとその配下にある端末群がグループを形成し,CSMA/CA方式に従ってグループとして送信機会の獲得を試みる。送信機会を獲得すると,APは,グループ内全端末の状況を把握した上で,時間軸および周波数軸で細分化された無線リソースをグループ内端末に割り当てる二次元スケジューリングを行い,各端末は割り当てられた無線リソースを用いて伝送する。これにより,アンライセンスバンドを共用する他の無線ネットワークとは自律分散型媒体アクセス制御によるリソース共用を図る一方で,グループ内のAPと端末群では細粒度な無線リソースを利用した集中制御型媒体アクセス制御が可能となり,QoS保証確率およびスループットの向上が期待される。計算機シミュレーションにより伝送特性を評価し,提案方式の適用可能範囲を明らかにする。(著者抄録)
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分類 (2件):
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通信網  ,  無線通信一般 
引用文献 (9件):
  • IEEE Standard for Information Technology-Telecommunications and Information Exchange Between Systems-Local and Metropolitan Area Networks-Specific Requirements Part11:Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications,. IEEE 802.11-2012. 2012
  • Perahia, E. Next Generation Wireless LANs: Through-put, Robustness, and Reliability in 802.1In. 2008
  • Nee, R. Van. Breaking the Gigabit-per-Second Barrier with 802.1lac. IEEE Wireless Commua. 2011, 18, 2, 4
  • Skordoulis, D. IEEE 802.1In MAC frame aggregation mechanisms for next-generation high-throughput WLANs. IEEE Wireless Commun. 2008, 15, 1, 40-47
  • Wengerter, C. Fairness and Throughput Analysis for Generalized Proportional Fair Frequency Scheduling in OFDMA. Proc. ofVTC-2005 Spring,May. 2005, 1903-1907
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