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J-GLOBAL ID:201202286845451310   整理番号:12A0442452

CaO/Al2O3>1のモル比を有するCaO-Al2O3-SiO2ガラスの熱的特性と構造の組成依存性

Compositional Dependence of the Thermal Properties and Structure of CaO-Al2O3-SiO2 Glasses with a molar ratio of CaO/Al2O3>1
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資料名:
巻: 128  号:ページ: 150-154  発行年: 2012年02月25日 
JST資料番号: F0463A  ISSN: 1881-6118  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究の目的は,CaO-Al2O3-SiO2(CAS)において,基礎的な熱的特性のガラス転位温度と熱膨張係数に対するAl2O3の添加効果を調べることである。さらにIRによる構造解析を行うことでAl2O3の添加に伴う珪酸塩陰イオンの形態の変化を調べ,熱的特性とネットワーク構造の関連性を検討する。特に実験的に得られた熱膨張係数に関しては,陽イオン-酸化物イオン間クーロン力と加生則を基に化学組成から計算する組成パラメタで整理を試み,熱膨張係数に及ぼすAl2O3の添加効果をガラス構造の視点から考察した。CaO/Al2O3>1のモル濃度比を有するCASガラスにおいて,SiO2を45~60mol%を含むガラスのガラス転位温度Tgと熱膨張係数αのAl2O3組成依存性を調べた。熱的特性に見られた組成依存性から,加えたAl2O3がNWFとして寄与する事が示唆される。IRスペクトル解析から,CASガラス中でAl2O3は,AlO4四面体構造を形成し,Al2O3の添加によりSiO4及びAlO4四面体からなる((Si,Al)nO3n)2n-環状アルミノケイ酸塩陰イオン構造が形成されると判断される。
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分類 (2件):
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セラミック材料試験  ,  ガラスの性質・分析・試験 
引用文献 (26件):
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