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J-GLOBAL ID：201202287259542701   整理番号：12A0712221

低品質再生粗骨材を用いたコンクリートの乾燥収縮ひずみの予測式

PREDICTION EQUATION OF DRYING SHRINKAGE STRAIN OF CONCRETE WITH LOW QUALITY RECYCLED COARSE AGGREGATE

著者 (4件)： 秋吉善忠 (大分大 大学院工学研究科) ,  佐藤嘉昭 (大分大 工) ,  大谷俊浩 (大分大 工) ,  上田賢司 (ゼロテクノ)
資料名： セメント・コンクリート論文集  (Cement Science and Concrete Technology)
号： 65  ページ： 509-516  発行年： 2012年02月25日 
JST資料番号： F0276A  ISSN： 0916-3182  CODEN： SKROER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,再生骨材の品質は,JIS規格化されているが,コンクリート用骨材としての利用はほとんどない。コンクリート塊の再利用の大半が路盤材,埋め戻し材としての利用で,今後の需要増は期待できない。そこで,低品質な再生粗骨材を積極的にコンクリート骨材として利用できる具体案が必要となる。本研究では,低品質再生粗骨材を用いたコンクリートの,乾燥収縮ひずみに影響を及ぼす因子について検討し,乾燥収縮ひずみの予測式を構築した。吸水率の異なる6種類の再生粗骨材を用いた収縮ひずみ試験により,再生コンクリートの乾燥収縮ひずみは,粗骨材中の全水量を含む見かけの単位水量,再生粗骨材の付着モルタルを除いた正味の粗骨材量,単位セメント量,および単位高品質フライアッシュ量に影響されることが分かった。

シソーラス用語： 再生骨材 ,  土木材料 ,  *コンクリート ,  予測 ,  吸水率 ,  再生コンクリート ,  フライアッシュ ,  単位水量 ,  含有量 ,  *粗骨材 ,  *歪 ,  *乾燥収縮
準シソーラス用語： *乾燥収縮ひずみ ,  *再生粗骨材 ,  単位セメント量 ,  埋戻し材 ,  路盤材

分類 (2件)： 橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X) ,  資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (12件)：

• 1)立屋敷久志:JIS A 5201(再生骨材H)の製造技術、コンクリート工学、Vol.46、pp.62-66(2008)
• 2)李相培ほか:改質石炭灰(CfFA)を用いたコンクリートの特性に関する研究、コンクリート工学年次論文集、Vol.30、No.1、pp.213-218(2008)
• 3)秋吉善忠ほか:低品質再生粗骨材を用いたコンクリートの実用化に向けた基礎的研究、セメント・コンクリート論文集、No.64、pp.522-529(2010)
• 4)秋吉善忠ほか:低品質再生粗骨材を用いたコンクリート強度の合理的予測手法、コンクリート工学年次論文集、Vo1.33、pp.1559-1564(2011)
• 5)日本建築学会:建築工事標準仕様書・同解説JASS 5 鉄筋コンクリート工事、pp.185-187(2009)

タイトルに関連する用語 (4件)： 再生粗骨材 ,  コンクリート ,  乾燥収縮ひずみ ,  予測式