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J-GLOBAL ID:201202290638287221   整理番号:12A1510263

2011年東北地震によっておそらく促進された繰り返しスロースリップイベント

Recurrent slow slip event likely hastened by the 2011 Tohoku earthquake
著者 (4件):
資料名:
巻: 109  号: 38  ページ: 15157-15161  発行年: 2012年09月18日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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房総半島沖には5-7年の間隔でスロースリップイベントが起きてきた。ところが,2007年8月に起きた最新イベントは,前回から4年2月経た時点で発生した。筆者らは,これが2011年の巨大東北地震によって早められたためであると推測する。これを説明するために,東北地震による房総半島付近でのクーロン応力変化を計算してみた。その際,地震時の滑りだけではなく,余効滑りも考慮した。スロースリップの開始点と目されるスリップ域北東端での応力変化を見ると,応力は,約0.1MPa増加したことになり,これはスリップによる応力降下量に匹敵する。従って,東北地震により促進されたものと解釈できる。ただし,スリップ発生が地震よりも7月遅延したことが注目されるが,このことは,余効滑りが大きく影響したものと考えることに結び付く。一方,1990年のスロースリップは平均よりも遅れて発生したが,これは,1987年千葉県東方沖地震によるマイナスの応力変化が影響したものとして説明される。
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