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J-GLOBAL ID:201202291315877999   整理番号:12A0248119

マイクロカンチレバーを用いた新しい高周波・高磁場電子スピン共鳴法の開発

著者 (4件):
資料名:
号: 16  ページ: 28-33  発行年: 2011年03月15日 
JST資料番号: L7828A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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カンチレバーを用いたESR測定法の最新の進展について紹介した。トルク測定の手法は,単結晶試料のように異方性を示す試料の測定に適している。そのため,角度回転機構を備えたカンチレバーESR測定は,微小多結晶試料の新しい計測手法として期待される。特に反強磁性共鳴のように共鳴磁場が磁場方位に顕著に依存する系では有用である。また,微小多結晶ではしばしば磁場方位と結晶方位の関係を正確に決定することが容易ではなく,データ解析で困難に直面することがある。磁場中で連続的に試料回転が可能になれば,磁場方位の調整に加え,角度軸という新しい測定パラメータの導入が可能になる。異方性を示す試料には低次元磁性体や金属タンパク質など興味深い系がある。本装置はこのような系の測定に適していると思われる。また,BWO発振器を用いたカンチレバーESR測定に初めて成功した。今回は200-380GHzのBWO発振器を使用したが,最高で1200GHzまでの発生が可能である。高周波領域になるほど電磁波の出力が低下することを考慮すると,測定感度の向上が今後必要不可欠となる。
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分類 (1件):
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電子スピン共鳴一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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