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J-GLOBAL ID:201202292606022628   整理番号:12A1295082

東日本大震災における被災者の住宅事情 岩手県釜石市の仮設住宅入居世帯に関する実態調査を通して

HOUSING SITUATIONS AFTER THE GREAT EAST JAPAN EARTHQUAKE: The case of Kamaishi city
著者 (4件):
資料名:
号: 679  ページ: 2157-2164  発行年: 2012年09月30日 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿は,東日本大震災によって被災した世帯を対象とし,その住宅事情を明らかにするものである。調査結果の分析から以下の知見を得る。1)仮設住宅入居世帯の大半が「持家被災」を経験したこと,その多くが持家の再建,あるいは新たな持家取得を望んでいることが明らかになった。2)被災世帯の中で中心的な位置を占めるのは,高齢者のみ世帯,小規模な世帯が多い。3)高齢世帯のグループは,持家希望の世帯が主流を占めると同時に,公的借家入居を希望する世帯が多く見られる。4)居住地に関する希望では,高齢世帯は震災前に住んでいた場所への帰還を望む傾向を持つが,夫婦と子世帯などの子供を育てる世帯は震災前の居住地への復帰を希望するとは限らず,市内の別の場所に住むことを望む場合が多い。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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住宅問題  ,  自然災害 
引用文献 (14件):
  • 1) 平山洋介:危機は機会なのか? 世界, no.820, pp.67-75, 2011.8
  • 2) 平山洋介:東北住宅復興に向けて, 賃金と社会保障, 1543・1544号, pp.9-14, 2011.8
  • 3) 平山洋介:地域持続を支える住宅再生を, 世界, no.826, pp.214-226, 2012.1
  • 4) 平山洋介:東北住宅復興の論点, 生活協同組合研究, 通巻435号, pp.6-11, 2012.4
  • 5) Hirayama, Y.: Collapse and reconstruction: housing recovery policy in Kobe after the Hanshin Great Earthquake, Housing Studies, 15(1), pp.111-128, 2000.1
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