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J-GLOBAL ID:201202292912956235   整理番号:12A1206409

マレーシア低地多雨林における一斉開花の2つの連続エピソードにおけるフタバガキの結実習性

Fruiting behavior of dipterocarps in two consecutive episodes of general flowering in a Malaysian lowland rain forest
著者 (11件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 378-387  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,一斉開花(GF)の2つの連続的エピソード間で,マレイシア半島低地多雨林における24のフタバガキ種の結実習性を調査した。第一GFエピソード(GF2001)は2001年8月から2002年2月まで発生し,第二GFエピソードは2002年3月から9月まで発生した。GF2001及びGF2002は群落レベルで結実習性に明らかなサイズ相関性が見つかったが,GF2001及びGF2002は結実習性間に有意な相関性はなかった。これらの結果は樹木の大きさはフタバガキ種の結実習性の説明因子の1つであるが,連続的結実事象では隣接再生は繁殖不可及び繁殖力低下を起こすとする証拠はないことを意味する。対照的に,結実樹木の強い空間集成がGF2001で発見された。これは外部因子がGFエピソードでフタバガキ種の結実習性に影響を及ぼすことを示唆した。12の調査種間に結実習性で大きな変化があったが,成長型(例えば急速成長又は遅速成長)だけでは結実習性の種間特異的パターンを説明できなかった。この結果,樹木サイズは内部及び外部条件に対するフェノロジー応答の種特異的相違に起因する連続的GFエピソード時のフタバガキ種の結実習性を説明する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  植物に対する影響 
引用文献 (40件):
  • APPANAH, S. General flowering in the climax rain forests of South-east Asia. J Trop Ecol. 1985, 1, 225-240
  • APPANAH, S. Smaller trees can fruit in logged dipterocarp forests. J Trop For Sci. 1990, 3, 80-87
  • APPANAH, S. Dipterocarpaceae. 1993
  • ASHTON, PS. Dipterocarpaceae. Flora Malaysiana series 1. Spermatophyta. 1982, 9, 251-552
  • ASHTON, PS. Staggered flowering in the Dipterocarpaceae : new insights into floral induction and the evolution of mast fruiting in the aseasonal tropics. Am Nat. 1988, 132, 44-66
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